海を越えて、山を越えて

そんなわけで早朝、徳島港を出て、和歌山に上陸する。
道自体は今夏の帰省のときに一度通っているので大体覚えている。
前回散々迷った和歌山市内も、実質R24を突き進むだけの一本道だったので
一瞬で通過する。


似非ラーメン通としては、和歌山ラーメンも一度食してみたいのだが、
あいにくそれっぽい店が見付からないのであっさり諦め。
今回、一番恐いのが積雪と道路凍結で、当然の如く愛車のデミ男は
寒冷地仕様にしてないわけで氷属性の攻撃を食らうと一発即死なのです。
なので、氷属性の攻撃が来ない日中に山を抜けたかったので
とにかく先を急ぐぞ、と。


で、和歌山から高野山の裾野を抜けて、奈良の橿原へ。
このへんの山間部では積雪はなかったのでまぁ問題ないかなーと
たかをくくっていたら、R24からR165への乗り継ぎのところで道に迷う。
どこをどう走ったのか、気がついたら奈良明日香村でした。
なんか高松塚古墳とか石舞台とかの脇を通り抜けて、先ほどの道へ。
意外に近かったので、時間があったら社会科見学していきたいなー、とか。
ほどなくしてR165に復帰できました。


で、ここから紀伊半島の背骨(といっても一番浅いところだけど)を
通過するわけですが、ここで電光掲示板にwarningが。
「R165積雪/凍結のため、チェーン携行」
まぁ戻っても道はないので腹を括って前進。
結果、青山峠のあたりでちょこっと雪が残っていた以外は普通に走れました。
でも早朝夜間だとやヴぁかったかもなー。


で、名張、津を経由して途中で榊原温泉口前黄金巨人像の看板とか
横目に苦笑しながら実家のある街に。
帰りに中学時代の同級生が経営しているカメラ屋に寄って
営業妨害しながら近況とか世間話をする。


で、どうにかこうにか家を出てから8時間かけて
なんとか実家まで辿り着きましたとさ。


なんだかんだで結構面白いんだけど、
次は別のルートにするかねぇ。